予防接種

世界にはさまざまな感染症が数多くあり、感染症対策の要となるのが予防接種です。
当院では、国際渡航医学会や日本渡航医学会の認定資格をもった海外経験豊富な医師達がご相談に応じます。

専門医として、渡航先・滞在期間・渡航目的や現地での生活環境を考慮し必要なワクチンをご提案するとともに一般の方々への成人後の追加接種も実施しています。

多くのワクチンが基礎接種完了までに複数回の接種が必要となります。ご出発までに余裕をもってご予約ください。

当院の予防接種について

国内製のワクチンに加え、海外製のワクチンも多数常備しています

  • 急な渡航にも、海外製ワクチンによる短いスケジュールでの迅速接種法で対応が可能です
  • 基礎接種数が未完了でも、世界で流通している海外製ワクチンの使用により、渡航後現地にて追加接種が可能となります

複数ワクチンの同時接種を実施しています

  • 最小のご来院日数で終了するようスケジューリングできます
  • ご心配な方は医師にご相談ください

英文による予防接種記録表を無料で提供します

  • 渡航先で医療機関を受診される際の大切な情報です
  • 別途有料で、母子手帳予防接種歴の英文翻訳を行っています(母子手帳英文翻訳の欄をご参照ください)

マラリア予防薬・高山病予防薬を取り扱っています

  • 滞在日数に合わせて処方いたします
  • 処方には医師による説明が必要です
イラスト:内服薬

旅行者下痢症の予防に経口コレラワクチンで対応いたします

予防接種の注意事項
  • 未成年の方のワクチン接種について
    18歳未満の方は保護者の同伴が必要です。18歳以上20歳未満の方は、保護者の同伴もしくは同意書が必要です
    (但し、高校生は同伴が必要です)
    イラスト:メモ
  • 海外製ワクチンについては補償制度の点で国内製品と異なることを医師より説明し、ご理解いただいた上で接種を行います
  • お子様の予防接種には必ず母子手帳をご持参ください
  • 原則、保険適用外の自費診療です。お支払いにはクレジットカードがご利用いただけます
  • 公費での接種は実施しておりません。市区町村より委託を受けている医療機関へお問い合わせください
  • 電話での接種スケジュールに関するお問い合わせはご遠慮ください

予防接種の効果と副反応

予防接種を受けることでその病気に対する抗体がつくられ発症あるいは重症化を予防することができます。また多くの人が予防接種を受けることで感染症の蔓延化を防ぐこともできます。

ワクチンの種類と対象となる疾患

不活化ワクチン

病原体となるウイルスや細菌の感染する能力を失わせたものを原材料として作られます。
ワクチン接種後、他のワクチン接種までに1週間以上の間隔が必要です。

イラスト:注射
  • A型肝炎
  • B型肝炎
  • 狂犬病
  • 日本脳炎
  • 3種混合(DPT / Tdap)
  • 4種混合(DPT-IPV)
  • 不活化ポリオ
  • 腸チフス
  • ダニ媒介性脳炎
  • 髄膜炎菌性髄膜炎
  • 経口コレラ
  • インフルエンザ
トキソイド

病原体となる細菌が作る毒素だけを取り出し、毒性をなくして作られます。
ワクチン接種後、他のワクチン接種までに1週間以上の間隔が必要です。

  • 破傷風
生ワクチン

病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて病原性をなくしたものを原材料として作られます。
生ワクチン接種後、他のワクチン接種までに4週間以上の間隔が必要です。

  • 麻疹(はしか)
  • 風疹(三日はしか)
  • 流行性耳下腺炎(おたふく)
  • 水痘(水ぼうそう)
  • MR(麻疹・風疹)
  • MMR(麻疹・風疹・流行性耳下腺炎)

副反応について

予防接種は感染や重症化、感染の蔓延を防ぐのに重要なものですが、まれに健康被害の発生がみられます。
接種後の発熱、接種部位の発赤・腫脹・痛みなどの軽症なものから、脳炎や神経障害などの重大な副反応に至るものまであります。
生ワクチンは接種後に病気にかかったような症状がでることもあります。

万が一、重篤な副反応があった場合の救済制度

日本で承認されているワクチンは国の補償制度(予防接種健康被害救済制度)の対象となります。輸入ワクチンの場合にはその制度の対象外ですが、輸入業者が補償制度を設けています。
また、 アレルギー反応については接種後短時間でみられる症状のため、当院では接種後15分ほど待合室にて経過観察をさせていただきます。

予防接種を受けることができない方
  1. 明らかに発熱(37.5度以上)している方
  2. 重い急性疾患にかかっている方
  3. 予防接種でアナフィラキシーショックを起こしたことのある方
  4. 妊娠中の方(生ワクチンのみ)
  5. その他、医師が予防接種を行うことを不適当と判断した方
  • 持病のある方は、診察時に医師にご相談ください

ワクチン価格表

診察料

初回診察料 2,800円(税抜価格)
再診料 700円(税抜価格)

接種の際はその都度、ワクチン料と別途診察料が必要です。

国産品

ワクチン 価格/回
(税抜き)
接種回数(推奨) 有効期間
A型肝炎 8,000円 3回 5~10年以上
B型肝炎 6,800円 3回 10年以上
破傷風 3,500円 3回 10年
狂犬病 18,000円 3回
日本脳炎 7,000円 3回 5年
麻疹 6,000円 2回 ほぼ永久的
風疹 6,000円 2回 ほぼ永久的
MR(麻疹+風疹) 10,000円 2回 ほぼ永久的
流行性耳下腺炎 6,000円 2回 ほぼ永久的
水痘 9,000円 2回 ほぼ永久的
ポリオ 7,000円 必要数 数10年
4種混合
(ジフテリア+百日咳+破傷風+ポリオ)
10,000円 必要数
3種混合
(ジフテリア+百日咳+破傷風)
6,000円 必要数
髄膜炎菌性髄膜炎(MCV4) 24,000円 1回 5年以上

輸入品

ワクチン 価格/回
(税抜き)
接種回数(推奨) 有効期間
A型肝炎 Havrix 12,800円 2回 20年以上
B型肝炎 Engerix 10,000円 3回 抗体が陽性化すれば
ほぼ永久的
A/B肝炎混合 Twinrix 17,500円 3回 15~20年
狂犬病 VERORAB
Rabipur
13,000円 3回
MMR
(流行性耳下腺炎
+麻疹+風疹)
Priorix 13,000円 2回 ほぼ永久的
Tdap
(破傷風+ジフテリア
+百日咳)
BOOSTRIX 9,000円 1回 10年
腸チフス TYPHIM VI 11,000円 1回 3年
髄膜炎菌性髄膜炎 MCV4
Nimenrix
16,500円 1回 5年
MenB
Bexsero
23,000円 2回  
MenC
NeisVac-C
10,000円 2回  
ダニ媒介性脳炎 FSME-Immun 14,500円 3回 60才未満 5年
60才以上 3年
経口コレラ Dukoral 8,000円 2or3回
内服
6ヶ月後 85%
2年後 52%

予防薬

価格/錠
(税抜き)
マラリア
マラロン 800円/錠
(1錠/1日 内服)
メファキン275mg 1,500円/錠
(1錠/7日 内服)
高山病
ダイアモックス 100円/錠
(1錠/1日 内服)
ワクチン価格表はこちら(PDF)

感染症検査

当院では感染症検査を実施しています。
採血により抗体の有無(ワクチン接種の必要性)および現在の感染の状態を確認します。

  • A型肝炎抗体
  • B型肝炎抗体
  • 麻疹(はしか)抗体
  • 風疹(三日はしか)抗体
  • 流行性耳下腺炎(おたふく)抗体
  • 水痘(水ぼうそう)抗体

→ 抗体値が基準値を超えている場合は、予防接種が不要な場合があります

  • B型肝炎抗原
  • C型肝炎抗体
  • HIV(エイズ)抗原抗体
  • 梅毒血清反応(TPHA/RPR)

→ 抗原・抗体の有無を調べ、現在罹患しているか否かを確認します

母子手帳英文翻訳

イラスト:注射をする赤ちゃん

母子手帳のワクチン接種歴を英文に翻訳いたします。

定期予防接種のつづきを海外で継続する場合や現地の学校に入学する際に、ワクチン接種歴の提示を求められることがあります。
母子手帳など全ての接種歴をご提示ください。ご来院が難しい方はお電話やメールでご相談ください。

書類の作成には2週間ほどかかります。1週間以内での作成はExpress料金にてご相談ください。

企業ご担当者様へ

最小のご来院回数で済むようスケジューリングいたします

  • 海外渡航前健診と予防接種を同日に実施することで短期間で効率的な渡航準備が可能です
  • 渡航先の地域や業務内容、年齢に応じたワクチンをご案内します
  • 帯同されるご家族の予防接種にも対応。未就学児より接種可能です(公費での接種はできません)

インフルエンザワクチンの団体お申し込みが可能です

詳細はTELまたはメールにてお問い合わせください。

  • 出張接種は実施しておりません

企業への直接請求が可能です

受診者の方の窓口での会計をなくし、ご負担を軽減できます。ご担当者様から事前のお申し込みをお願いします。